2026年も残すところあと3か月となりましたが、ここに来てゲーム好きには嬉しくも悩ましい1か月がやってきます。
というのも、2026年10月はジャンルを問わず注目タイトルがかなり集中しているからです。王道RPGの名作が現代向けに蘇る『テイルズ オブ エターニア リマスター』があれば、長らく発売を待っていた『Phantom Blade Zero』もついに登場。さらに『ACE COMBAT 8』のような人気シリーズの最新作から、完全新作のアクション、ホラー、大型追加コンテンツまで揃っています。
特に困るのが、遊びたいゲームのジャンルが見事にバラけていることです。
じっくり世界に浸れるRPGを遊びたい人もいれば、歯応えのあるアクションを求めている人もいるはずですし、少し変わった新作を探している人に刺さりそうなタイトルまであります。「今月はこれ一本を遊べばいい」と簡単には決められないラインナップになっています。
しかも、10月前半だけで終わるわけではありません。月の中盤から後半にかけても注目作が続き、10月29日には『Phantom Blade Zero』と『アノマリス』も控えています。
そこで今回は、2026年10月にチェックしておきたい注目ゲームを13作品に絞って紹介します。
「名前は聞いたことがあるけれど、どんなゲームなのか分からない」「10月に何を買うかまだ決めていない」という人でも選びやすいように、それぞれのゲーム内容だけでなく、どこに注目したい作品なのかまで順番に見ていきます。
2026年10月発売の大注目ゲーム13選
1.テイルズ オブ エターニア リマスター|名作RPGが現代向けに復活
まず紹介したいのが、**2026年10月15日に発売される『テイルズ オブ エターニア リマスター』**です。
2000年に発売された『テイルズ オブ エターニア』が、約26年の時を経て現行機で遊べる形になって帰ってきます。シリーズの中でも根強い人気を持つ作品なので、当時プレイした人にとっては懐かしさだけでも気になる一本ですが、今回は未プレイの人にも触れてほしいタイトルです。
物語の舞台となるのは、「インフェリア」と「セレスティア」と呼ばれる2つの世界。インフェリアで暮らしていた主人公リッドたちの前に、ある日セレスティアから少女メルディが現れたことをきっかけとして、世界を揺るがす大きな冒険へ巻き込まれていきます。
そして、『エターニア』を語るうえで外せないのが戦闘です。敵と味方が入り乱れながらリアルタイムで戦うアクション性の高いシステムは、現在まで続く『テイルズ オブ』シリーズの魅力にもつながる部分。かなり昔のRPGではあるものの、コマンドを選んで眺めるだけではない、自分でキャラクターを動かして技を繰り出す戦闘には今遊んでも楽しめる面白さがあります。
もちろん、今回は単純に昔のゲームをそのまま移植しただけではありません。
グラフィックが強化されているほか、原作では少し分かりにくかった目的地を表示する機能が追加され、さらに獲得経験値やエンカウント率を調整できる機能なども用意されています。昔ながらのRPGらしさは残しながら、今から遊ぶ際に負担になりやすい部分へしっかり手が入っているわけです。
当時遊んだ人がもう一度リッドたちの冒険を追いかけるのはもちろん、「昔の名作RPGに興味はあるけれど、今からオリジナル版を遊ぶのは少し大変そう」と感じていた人にも、今回はかなり入りやすくなっています。
10月は新作だけでも遊びたいゲームが多いものの、じっくり腰を据えて王道RPGを一本楽しみたいなら、『テイルズ オブ エターニア リマスター』は有力な候補になりそうです。
2.Phantom Blade Zero|待ち続けた高速アクションRPGがついに登場
王道RPGの名作が復活する一方で、最新のアクションゲームを思い切り楽しみたい人にとって見逃せないのが、**2026年10月29日発売の『Phantom Blade Zero』**です。
発表されてから長く情報を追い続けていた人も多いと思いますが、いよいよ発売が目前まで迫ってきました。何より本作で目を引くのは、中国武術を思わせる動きを取り入れながら、凄まじいスピードで攻防が入れ替わっていく戦闘です。
敵の攻撃をただ回避して隙を狙うだけではなく、攻撃を受け流すパリィを駆使しながら懐へ入り込み、そのまま連続攻撃へつなげていく。映像を見ていると派手な演出ばかりに目を奪われますが、実際には相手の動きを見ながら攻撃と防御を切り替えていく、かなり駆け引きの濃いアクションが楽しめる作品になっています。
さらに面白いのが、扱える武器の種類が非常に多いことです。
刀剣系の武器だけに固定されているわけではなく、それぞれ特徴の異なる武器を使い分けられるため、自分が気持ちよく戦えるスタイルを探していく楽しさもあります。武器や装備を集めながらキャラクターを強化していく要素も用意されており、単純に決められたアクションを最後まで繰り返すタイプではありません。
そして、戦闘だけでなく世界観にも独特の魅力があります。東洋的な建築や自然の風景が広がる一方で、どこか不気味さを感じさせる敵や景色も登場し、華麗な武侠アクションとダークな雰囲気が同居しています。
こうした世界を高速で駆け抜けながら、強敵との戦いを乗り越えていくというだけでも惹かれるものがありますが、見た目の派手さだけで終わらず、実際に操作して戦うことそのものが気持ちいい作品になりそうなのが『Phantom Blade Zero』の気になるところです。
10月29日と月末の発売なので、それまでに別のゲームを一本遊んでから手を出すという選択もできます。10月のラインナップにはかなり強力なタイトルが揃っていますが、アクションゲームを中心に遊んでいるなら、これは発売まで追いかけておきたい一本です。
3.ファイナルファンタジー レゾナンス|HD-2Dで描かれる新たなFF
アクションゲームの注目作が続きましたが、もう一度RPGに目を向けると、**2026年10月22日発売の『ファイナルファンタジー レゾナンス』**も気になる一本です。
『ファイナルファンタジー』といえば、近年はリアルなグラフィックとアクション性の高い戦闘を取り入れた作品が増えていますが、本作はそこから少し方向性を変えています。特徴となっているのが、ドット絵のキャラクターと立体的な背景や光の表現を組み合わせたHD-2Dによる世界です。
昔ながらのRPGを思わせる懐かしさがありながら、背景の奥行きや光源、エフェクトによって画面全体には現代的な美しさも感じられる。この組み合わせは、リアルさを追求した最近のFFとはまた違った魅力につながっています。
そして戦闘についても、今回はターン制のコマンドバトルが採用されています。
敵の行動を考えながら、そのターンに誰が何をするのかを決めていくため、反射神経よりもパーティー全体をどう動かすかが重要になります。さらにアビリティを組み合わせてキャラクターを強化していく要素もあり、単純にレベルを上げて先へ進むだけではなく、自分なりの戦い方を組み立てていく楽しさも期待できそうです。
こうして見ると、HD-2Dという見た目だけ昔のRPGに寄せた作品ではなく、戦闘や育成まで含めて、じっくり考えながら冒険を進めるRPGとして作られているところが面白い部分だと思います。
先ほど紹介した『テイルズ オブ エターニア リマスター』が、過去の名作を現代でも遊びやすい形で蘇らせる作品だとすれば、こちらは昔ながらのRPGが持っていた魅力を受け継ぎながら、新しいFFとして作られたタイトル。同じRPGでも方向性はかなり違うため、10月に腰を据えて遊べる一本を探しているなら、こちらもチェックしておきたい作品です。
4.Castlevania: Belmont’s Curse|シリーズ40周年に登場する完全新作
ここまでRPGを中心に紹介してきましたが、2Dアクションが好きなら**2026年10月15日発売の『Castlevania: Belmont’s Curse』**も外せません。
『悪魔城ドラキュラ』シリーズは2026年9月に40周年を迎えますが、その節目に登場するのが今回の完全新作。しかも家庭用ゲーム機向けの完全新作としては約12年ぶりということもあり、シリーズを追い続けてきた人にとっては、それだけでもかなり大きなタイトルになっています。
今回の舞台となるのは、1499年のフランス・パリです。
『悪魔城伝説』から23年後の世界が描かれ、主人公となるのはドラキュラを倒した英雄トレバー・ベルモンドの娘、ローズ・ベルモンド。突如としてパリに出現した悪魔城を舞台に、新たなベルモンド一族の戦いが始まります。
そして、今回かなり気になるのが開発を手掛けるスタジオです。
コナミと共同で開発するのは、『Dead Cells』を手掛けたEvil Empire。探索型2Dアクションと非常に相性のいい開発チームということもあり、シリーズ40周年という話題性だけではなく、ゲームそのものにも期待したくなる組み合わせになっています。
実際、アクションはかなりスピード感のある作りになっているようで、軽快にキャラクターを動かしながら戦えるだけでなく、カスタマイズによって戦い方に幅を持たせられる点も注目したいところ。『Dead Cells』を遊んだことがある人なら、その名前を聞いただけでも「どんな2Dアクションになるのか」と興味が湧いてくるはずです。
長く続いてきたシリーズだからこそ、昔からのファンに向けた作品という印象を持つかもしれません。ただ、探索型2Dアクションとして純粋に面白そうな要素が揃っているため、『悪魔城ドラキュラ』をこれまで遊んだことがない人にも入り口になりそうな一本です。
シリーズ40周年に登場する新たな『悪魔城』がどんな作品になるのか。10月15日は『テイルズ オブ エターニア リマスター』も発売されるため、早くも遊ぶゲームの選択に困りそうな一日になっています。
5.ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE|7年ぶりのナンバリング最新作
2Dアクションの名作シリーズが復活する一方で、長く新作を待っていたファンにとってもう一本大きなタイトルとなるのが、**2026年10月2日発売の『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』**です。
ナンバリング作品としては『ACE COMBAT 7』以来、約7年ぶりとなる新作。それだけでも期待したくなりますが、今回はシリーズ30周年という節目に登場するタイトルでもあり、久しぶりに『エースコンバット』へ戻ってみようと考えている人も多いのではないかと思います。
物語の舞台となるのは2029年。敵国からの侵攻によって敗戦の危機に追い込まれた状況のなか、プレイヤーは戦闘機のパイロットとして戦いへ身を投じていきます。単純にミッションをこなして敵機を撃墜していくだけではなく、戦争の渦中にいる一人のパイロットとして物語を体験していくのも、このシリーズならではの面白さです。
もちろん、戦闘機を自分で操るフライトシューティングとしての気持ちよさにも期待がかかります。
広大な空を高速で飛びながら敵機の背後を取り、ミサイルを撃ち込んで撃墜する。地上では味わえない立体的な攻防が続くため、相手との位置関係を意識しながら機体を操っているだけでも独特の緊張感がありますし、巨大兵器を相手にした大規模な戦闘になれば、戦場を飛び回っている感覚も一段と強くなってきます。
さらに、キャンペーンだけではなくオンラインモードにも対応しているため、一人でストーリーを追いかけた後もマルチプレイで遊べるのは嬉しいところです。デラックスエディションには3日間のアーリーアクセスも用意されており、こちらを選べば9月29日からプレイできるとされています。
10月はRPGや近接戦闘を中心としたアクションゲームが目立ちますが、そのなかで**「戦闘機を操って大空を飛ぶ」という明確に違った体験を選べるのが『ACE COMBAT 8』の強み**です。
しかも発売日は10月2日とかなり早いため、月末の『Phantom Blade Zero』などを待ちながら遊ぶ一本としても選びやすくなっています。シリーズを追い続けてきた人はもちろん、これまで『エースコンバット』に触れてこなかった人にとっても、30周年というタイミングで飛び込んでみたくなる新作です。
6.アノマリス|昭和レトロ×異常存在という世界観に引き込まれる
ここまで有名シリーズのタイトルが続きましたが、完全新作の中から気になる一本を挙げるなら、**2026年10月29日発売の『アノマリス』**もチェックしておきたいところです。
まず目を引くのが、どこか懐かしさを感じる昭和レトロ風の架空の日本を舞台にしながら、そこへ説明のつかない異常現象を組み合わせた独特の世界観。この世界では各地に「異界」と呼ばれる特殊な空間が発生しており、その内部には「アノマリー」と呼ばれる異形の存在が徘徊しています。日常の延長線上に得体の知れないものが入り込んでいるような雰囲気があり、PVを見ただけでも不穏さが伝わってくる作品です。
プレイヤーが操作するのは、危険区画対策室の調査員となった17歳の少女・ミツキレオナ。異界で行方不明になった友人を探すため、自ら危険な領域へ足を踏み入れていくことになります。
面白いのは、単純に怪異から逃げ続けるだけのホラーゲームではないところです。
異界を探索しながら異常の正体へ迫っていくアドベンチャーとしての要素がありつつ、遭遇したアノマリーとの戦闘も発生します。そのため、「怖い場所を歩いて驚かされる」というだけではなく、未知の空間へ自分から踏み込み、何が待っているのかを確かめていく緊張感を楽しめそうです。
特に、昭和を思わせる街並みと異常存在の組み合わせは、本作を印象づける大きなポイントになっています。見慣れているはずの日本的な風景だからこそ、そこに本来存在しないものが紛れ込んだときの違和感も強くなる。この手の怪異や都市伝説、SCPのような世界観が好きな人なら、かなり気になる題材ではないでしょうか。
10月29日は『Phantom Blade Zero』も発売されるため、同日に強力なタイトルがぶつかることになります。それでも、王道の大作とは違った世界へ入り込みたい、少し不気味で先の読めない新作を遊んでみたいという人なら、『アノマリス』は覚えておきたい一本です。
7.RATATAN|リズム×戦略×ローグライクの中毒性に期待
『アノマリス』のような不穏な世界を探索するゲームとは一転して、もっと賑やかでテンポよく遊べる作品を探しているなら、**2026年10月15日発売の『RATATAN』**にも注目です。
本作は、リズムに合わせて仲間たちへ指示を出しながら戦っていくリズムアクション。かつて『パタポン』シリーズを手掛けたクリエイターが携わっていることもあり、同シリーズを遊んだことがある人なら、映像を見た段階で懐かしい感覚を覚えるかもしれません。
ただ、『RATATAN』は単純に過去の作品をそのまま再現したゲームではなく、リズムに合わせて行動する基本的な面白さへ、戦略性のあるバトルとローグライク要素を組み合わせているのが特徴です。
プレイヤーはリズムを刻みながら攻撃や移動などの指示を出し、仲間たちを率いてステージを進んでいきます。タイミングよく入力するだけなら音楽ゲームにも見えますが、実際には戦況を確認しながら次に何をさせるのか考える必要があるため、リズム感だけで押し切れる作りではありません。
さらにローグライク要素が加わることで、挑戦するたびに同じ展開をなぞるのではなく、そのとき手に入った要素をどう生かして進むかという判断も求められます。リズムよく操作できたときの気持ちよさと、少しずつ戦い方を組み立てていく面白さが噛み合えば、つい「もう一回」と遊び続けてしまうタイプの作品になりそうです。
そして何より、10月のラインナップには重厚なRPGや大規模なアクションゲームが多いだけに、『RATATAN』のように方向性がはっきり違うゲームが一本混ざっているのも面白いところです。
壮大な物語を何十時間も追いかけるゲームも魅力的ですが、リズムに乗りながら仲間を動かし、何度も挑戦したくなるゲームを探しているなら、『RATATAN』は10月15日の候補に入れておきたいタイトルです。
8.ONE PIECE 海のごちそうレストラン|カイロソフト×ONE PIECEという異色の組み合わせ
リズムと戦略を組み合わせた『RATATAN』に続いて、こちらも10月のラインナップではかなり異色の存在となるのが、**2026年10月22日発売の『ONE PIECE 海のごちそうレストラン』**です。
『ONE PIECE』のゲームと聞くと、ルフィたちを操作して敵と戦うアクションやRPGを想像する人も多いと思います。ただ、今回はそこから大きく方向を変えており、手掛けるのは『ゲーム発展国++』や『開店コンビニ日記』など、数多くの経営シミュレーションを送り出してきたカイロソフトです。
プレイヤーが挑戦するのは、海上レストラン「バラティエ2」の経営。料理を作ってお客さんを迎えながら店を成長させていくという、カイロソフトらしい経営シミュレーションを『ONE PIECE』の世界で楽しめる作品になっています。
そこで気になるのが、原作の要素をどこまでレストラン経営へ落とし込んでいるのかという部分です。
ゲームには原作をモチーフにしたさまざまな料理が登場し、店内も自分好みにカスタマイズできます。単純に『ONE PIECE』のキャラクターを使った経営ゲームというだけではなく、作品の世界を感じながら自分だけの店を作っていけるのが面白そうなところです。
さらに、登場キャラクターは400人以上とされており、麦わらの一味だけに絞った内容ではありません。店を続けていくなかで誰が現れるのか、原作を知っているほどキャラクターとの出会いそのものも楽しみになってきます。
そして、こうしたゲームは大作RPGとは違い、少しずつ店を大きくしていく過程につい夢中になってしまうのが怖いところ。最初は「ちょっと触ってみよう」くらいのつもりだったのに、気がつけば新しい料理を増やし、店内を整え、次の目標まで遊び続けていたということも十分ありそうです。
10月22日には『ファイナルファンタジー レゾナンス』も発売されますが、壮大な冒険とはまったく違う方向から『ONE PIECE』の世界を楽しみたいなら、『海のごちそうレストラン』は面白い選択肢になりそうです。 原作ファンはもちろん、普段からカイロソフトの経営シミュレーションを遊んでいる人にも気になる一本ではないでしょうか。
9.Dragon’s Dogma 2 Dark Arisen|新エリア追加で冒険がさらに広がる
経営シミュレーションで少し落ち着いたところで、再び広大な世界を冒険したい人に向けた一本です。**2026年10月9日発売の『Dragon’s Dogma 2 Dark Arisen』**は、2024年に発売された『Dragon’s Dogma 2』をベースに、新たな要素を加えた作品として登場します。
『Dragon’s Dogma 2』といえば、決められたルートを一直線に進むのではなく、自分の足で世界を歩き、道中で起こる出来事も含めて冒険そのものを楽しむオープンワールドアクションRPGです。
そんな本作で新たに冒険の舞台となるのが、雪山地帯の**「ノルガン」**。これまでとは雰囲気の異なる厳しい環境が広がっており、その各地には新たなダンジョンやモンスター、ボスが待ち受けています。
ここで惹かれるのが、単純にマップが広くなっただけではなく、未知の場所へ踏み込んで装備を探すという『Dragon’s Dogma』らしい冒険が、もう一度楽しめそうなところです。
雪山を探索している途中で気になる場所を見つけ、そのまま予定していなかったダンジョンへ入ってみる。そこで強敵に遭遇しながらも奥まで進み、苦労した末に新しい武器や防具を持ち帰る。こうした**「次に何が見つかるか分からない」という感覚こそ、オープンワールドRPGを遊んでいて夢中になれる瞬間**でもあります。
もちろん、新たな装備が増えれば、それを手に入れること自体が探索する理由にもなってきます。強敵を倒して終わりではなく、その先で手に入れた武器や防具によってさらに戦いやすくなり、今度は別の場所へ向かいたくなる。この探索と成長の循環がどこまで広がっているのかは、かなり気になる部分です。
すでに『Dragon’s Dogma 2』を遊び込んだ人なら、新しい土地で再び冒険できること自体が大きな魅力になります。一方で、まだ触れていなかった人にとっても、追加要素を含めた形で『Dragon’s Dogma 2』の世界へ入っていけるタイミングになりそうです。
10月にはRPGだけでも複数の候補がありますが、自分で道を選び、寄り道をしながら未知の土地を歩き回ることに魅力を感じるなら、『Dragon’s Dogma 2 Dark Arisen』はかなり時間を持っていかれそうな一本です。
10.Call of Duty: Modern Warfare 4|最新世代へ移行するシリーズ新作
オープンワールドRPGでじっくり冒険する作品がある一方、短時間でも濃密な戦闘を味わいたいなら、**2026年10月23日発売の『Call of Duty: Modern Warfare 4』**も大きな候補に入ってきます。
本作はInfinity Wardがメイン開発を担当する『Modern Warfare』シリーズの最新作で、2019年から始まったリブート版としては4作目。『Call of Duty』らしい銃撃戦を軸にしながら、キャンペーンとマルチプレイ、さらにDMZまで複数の遊び方が用意されています。
そして今回、シリーズの転換点になりそうなのが、旧世代機から離れて最新世代を中心とした展開へ移行することです。
これまでPS4やXbox Oneにも対応してきたシリーズですが、本作ではこれらのハードが対象から外れています。長く旧世代機との両立が続いていただけに、対応ハードを切り替えたことで、マップの作り込みや戦闘表現を含めてゲーム全体がどこまで変わってくるのかは気になる部分です。
もちろん、『Modern Warfare』で楽しみにしたいのはオンライン対戦だけではありません。
キャンペーンでは現代戦を題材にした軍事ドラマが描かれ、さまざまな状況へ投入されながら物語を追っていくことになります。大規模な戦場で撃ち合う場面があるかと思えば、限られた人数で慎重に進む作戦もあり、ひたすら敵を撃ち続けるだけではない緩急のある展開もシリーズの魅力になっています。
一方、対人戦を中心に遊ぶ人なら、発売後に何十時間、場合によってはそれ以上付き合うゲームになる可能性もあります。キャンペーンを一通りクリアして終わるのか、それともマルチプレイやDMZまで腰を据えて遊ぶのかによって、同じ一本でもかなり違った楽しみ方ができそうです。
10月には一人で物語を追いかけるRPGやアクションゲームが数多く発売されます。その中で、銃を手に戦場へ飛び込み、キャンペーンからオンラインまで長く遊べるFPSを一本選びたいなら、『Modern Warfare 4』はやはり無視できないタイトルです。
10月23日の発売後、わずか6日後には『Phantom Blade Zero』や『アノマリス』も控えています。ここまで来ると「どれを買うか」だけでなく、「遊ぶ時間をどう確保するか」まで考えたほうがよさそうな発売スケジュールになっています。
11.End of Abyss|地下施設を進む恐怖とツインスティックシューターが融合
大規模な戦場を駆け回る『Call of Duty』とは対照的に、もっと閉鎖的で息苦しい場所での戦いを楽しみたいなら、**2026年10月1日発売の『End of Abyss』**が気になります。
本作は『Little Nightmares』などに携わったスタッフが在籍するSection 9 Interactiveが手掛ける、SFホラー要素を取り入れたアクションアドベンチャー。プレイヤーは若き戦闘技術者セルを操作し、長いあいだ放棄されていた地下施設の調査へ向かうことになります。
この設定だけでも嫌な予感しかしませんが、実際に施設内を進んでいくと、そこには正体の分からない異形の存在が待ち受けています。
とはいえ、本作は敵を見つけたらひたすら逃げるタイプのホラーではありません。ゲームは見下ろし視点を採用したツインスティックシューターになっており、周囲から迫ってくる敵に照準を合わせ、自分で応戦しながら地下施設の奥へ進んでいきます。
ここで面白そうなのが、銃を持っているからといって安心して進めるわけではないことです。
地下施設には暗く視界の悪い場所もあり、何が潜んでいるのか分からない状態で探索しなければなりません。スキャナーを使って周囲を調べながら進む場面も用意されているため、「この先に何かいるかもしれない」と警戒しつつ、自分から奥へ踏み込まなければならない緊張感が続きそうです。
しかも、見下ろし視点だからこそ、自分の周囲に敵が入り込んできたときの怖さもあります。目の前だけを警戒していればいいわけではなく、複数方向から迫る相手を確認しながら位置を変え、狙いを定めて撃ち返す。ホラーの不安感とシューティングの忙しさが同時に押し寄せる作りなら、かなり独特なプレイ感覚になりそうです。
先ほど紹介した『アノマリス』も怪異を扱った作品ですが、昭和レトロの日本を探索する『アノマリス』に対して、こちらは放棄された地下施設という閉鎖空間でSFホラーを味わえる作品。同じ「怖さ」を持ったゲームでも、方向性はかなり違っています。
そして発売日は10月1日。今回紹介している13作品の中でも真っ先に遊べるタイトルなので、10月の新作ラッシュを少し不穏な地下施設からスタートしたい人には、『End of Abyss』が面白い一本になりそうです。
12.紅の砂漠 Enhanced 未知なる旅路|今度は「海」が新たな冒険の舞台に
閉ざされた地下施設を進む『End of Abyss』から一転して、今度は一気に開放的な世界へ出てみましょう。**2026年10月16日に配信される『紅の砂漠 Enhanced 未知なる旅路』**では、これまでとは大きく異なる「海」が新たな冒険の舞台になります。
今回追加されるのは、単純に船で移動できるようになるだけの小規模なコンテンツではありません。
自ら大型船を操って広い海へ漕ぎ出し、点在する島々を巡りながら未知の場所を探索していく。さらに海上だけではなく、水中へ潜って沈没船や海底遺跡を調査できる要素も用意されており、これまで陸地を中心に広がっていた冒険そのものが、海の上から海底まで一気に拡張される内容になっています。
特に惹かれるのは、遠くに見つけたものへ自分の意思で向かっていける冒険感です。
航海している途中で島を見つければ上陸してみる。海中に何かありそうなら船を止めて潜ってみる。そこで沈んだ遺跡や未知の場所を発見すれば、今度はその内部を調べたくなるというように、目の前に現れたものが次の寄り道につながっていく構造なら、オープンワールドを歩き回る楽しさともかなり相性が良さそうです。
もちろん、海へ出たからといって探索だけで終わるわけではなく、新たな敵との戦闘も待っています。海中での戦いも登場するため、これまで地上で使っていた立ち回りとは違った対応を求められる場面もありそうです。
さらに、冒険以外の部分にも手が入り、住居や商売に関わる要素も拡張されます。戦って強くなることだけを目的にするのではなく、この世界で何をして過ごすのかという遊び方まで広がるなら、本編をすでに遊び込んでいる人にとっても、もう一度戻る理由になってきます。
10月は完全新作が大量に発売されますが、必ずしも新しいゲームを買わなければ新鮮な体験ができないわけではありません。すでに遊んだ世界の先に、まだ見たことのない海と島、そして海底まで新たな冒険が広がる。『紅の砂漠』をもっと遊びたいと思っていた人なら、10月16日は再びこの世界へ戻りたくなるタイミングになりそうです。
13.Ghost of Yōtei 関ケ原 慕情譚|本編では語られなかった過去へ
海へと冒険の範囲が広がる『紅の砂漠』に続いて、13作品の最後に紹介するのは、**2026年10月2日に配信される『Ghost of Yōtei 関ケ原 慕情譚』**です。
今回は完全新作ではなく、『Ghost of Yōtei』の世界をさらに掘り下げる有料追加コンテンツ。舞台となるのは、タイトルからも分かる通り関ケ原の戦いが起きた時代で、本編よりも過去へさかのぼった物語が描かれます。
『Ghost of Yōtei』の世界でもう一度遊べるというだけなら、追加コンテンツとしてそこまで珍しくはありません。ただ今回は、本編の続きをそのまま描くのではなく、時間を巻き戻して過去の出来事へ踏み込んでいくため、これまで見えていた世界を別の角度から知れるのが面白いところです。
もちろん、物語が追加されるだけではありません。
新たな敵が登場するほか、武器や防具、染色なども追加されるため、探索しながら装備を集めていく楽しみも増えています。本編を最後まで遊び終え、すでにやることが少なくなっていた人にとっては、新しい土地や敵を求めて再び刀を手に取る理由になりそうです。
さらに気になるのが、ローグライク要素を取り入れた一人用のサバイバルモードです。
本編のように広い世界を巡りながら物語を追いかける遊びとは異なり、こちらでは生き残ることを目的に何度も戦いへ挑む形になります。『Ghost of Yōtei』の剣戟そのものが好きだった人なら、ストーリーを一度クリアして終わるのではなく、純粋に戦闘を楽しむためのモードとして長く遊べそうなのが嬉しいところです。
そして、過去を描く物語だからこそ、本編を知っている人ほど「あの人物や出来事につながるのでは」と想像しながら進められるのも追加コンテンツならでは。すでに知っている世界でも、時代が変われば見えてくる景色や人間関係は変わってきます。
10月は完全新作だけでも相当な数がありますが、気に入ったゲームの世界へもう一度戻り、その過去まで掘り下げられる作品も同じ月に待っているというのが今回の発売ラッシュの凄いところです。
『Ghost of Yōtei』を遊び終えたあとも、まだこの世界から離れたくなかった人にとって、『関ケ原 慕情譚』は10月2日から再び時間を持っていかれる追加コンテンツになりそうです。
10月はどれを買う?特に注目したい3作品
ここまで13作品を見てきましたが、改めて並べてみると、2026年10月は本当にジャンルが偏っていません。
昔ながらのRPGを楽しめる作品があれば、高速アクションやFPS、ホラー、経営シミュレーションまで揃っています。さらに完全新作だけでなく、大型追加コンテンツも同じ月に集中しているため、「面白そうなゲームはあるけれど、結局どれから遊べばいいのか」と迷っている人もいると思います。
その中でも、まず一本挙げるなら**『Phantom Blade Zero』**です。
やはり目を引くのは、武侠を思わせる独特の世界観と、攻撃・パリィ・回避を目まぐるしく切り替えていく高速アクション。映像を見ただけでも「自分で動かしてみたい」と感じさせるタイプの作品で、10月の新作の中でも純粋にアクションを楽しみたい人にはかなり強い候補になります。
一方、じっくり遊べるRPGを選びたいなら、**『ファイナルファンタジー レゾナンス』**も気になります。
HD-2Dによるビジュアルに加えて、ターン制のコマンドバトルやアビリティを組み合わせる育成要素など、最近のFFとは少し違った方向へ舵を切っているのが特徴です。昔ながらのFFが好きだった人だけではなく、最近増えてきたHD-2D作品からRPGに入った人にも触れやすい一本になりそうです。
そしてもう一つ選ぶなら、**『Castlevania: Belmont’s Curse』**を挙げたいところ。
シリーズ40周年という節目に登場する完全新作であることに加えて、『Dead Cells』を手掛けたEvil Empireが開発に携わっているという組み合わせには、かなり惹かれるものがあります。 これまで『悪魔城ドラキュラ』を遊んできた人はもちろん、探索型2Dアクションそのものが好きな人にも注目してほしい作品です。
とはいえ、今回の13作品については、この3本だけを見ておけばいいという話でもありません。
昭和レトロと怪異を組み合わせた『アノマリス』のような完全新作もあれば、『RATATAN』のようにリズムと戦略を組み合わせた少し変わったゲームもあります。『ACE COMBAT 8』や『Call of Duty: Modern Warfare 4』のように、長く続いてきたシリーズの新作を待っていた人なら、そちらが最優先になるはずです。
結局のところ、2026年10月は「一番面白そうなゲームを探す」というより、自分が今どんなゲームを遊びたいのかで選んだほうが決めやすい月なのだと思います。
問題があるとすれば、一本を遊び終えるころには次の注目作が発売されていること。10月1日の『End of Abyss』から月末の『Phantom Blade Zero』『アノマリス』まで発売が続くため、気になる作品が複数ある人は、発売日だけでなく遊ぶ順番まで考えておいたほうが良さそうです。
2026年10月もゲームを遊ぶ時間が足りない
ここまで13作品を紹介してきましたが、2026年10月のラインナップを一通り見て感じるのは、やはり**「これだけ重なると遊ぶ時間が足りない」**ということです。
10月1日の『End of Abyss』から始まり、『ACE COMBAT 8』、『テイルズ オブ エターニア リマスター』、『ファイナルファンタジー レゾナンス』、そして月末には『Phantom Blade Zero』や『アノマリス』まで控えています。さらに大型追加コンテンツも入ってくるため、一つの作品をじっくり遊んでいるうちに次の発売日がやってくるような1か月になっています。
しかも厄介なのが、似たようなゲームばかりではないことです。
RPGを一本買えば満足できるラインナップならまだ選びやすいのですが、今回は高速アクションを遊んだあとに探索型2Dアクションも気になり、少し疲れたところで経営シミュレーションにも手を出したくなる。さらにホラーやFPSまで並んでいるので、普段から複数ジャンルを遊ぶ人ほど絞り込みに苦労しそうです。
だからこそ、全部を発売日に追いかける必要はないと思います。
まずは「絶対に発売日から遊びたい一本」を決めて、それ以外は評判を見ながら後から遊ぶ。あるいは10月前半と後半で一本ずつ選ぶくらいでも、かなり濃い1か月になります。ゲームは発売日に買わなければ楽しめなくなるものではありませんし、積み上げてしまって結局どれも中途半端になるより、自分が今一番遊びたい作品から手を付けたほうが満足感も残ります。
そして今回紹介した13作品以外にも、10月にはまだ気になるゲームがあります。さらにその先の11月にも新作が続いていくため、2026年後半はゲーム好きにとって嬉しい悲鳴が続くことになりそうです。
RPGをじっくり遊ぶのか、アクションにどっぷり浸かるのか、それとも普段なら選ばないジャンルへ手を出してみるのか。 これだけ選択肢が揃っているからこそ、自分なりの一本を探すところから2026年10月のゲーム生活を楽しんでみてください。
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